センサーからの異常信号をガードセンターで受信し、県内に点在している機動隊員が直ちに現場に急行し、異常を確認します。侵入者がいた場合の対処、火災現場での初期消火などを行います。
また、金融機関などに設置しているATMでお金やカードの詰まり、機械の停止などが起こった時に駆けつけてトラブル処理に当たったり、自動車事故現場へいち早く駆けつけ関係機関への通報連絡や記録を行ったりなど、幅広い仕事を行います。
管制員の主な業務は、契約先の警備警報の監視です。24時間365日、交代でモニター監視を行い、盗難、火災などの異常信号の内容に応じて対応します。機動隊員に直行指示を出し、事件の可能性や危険性が高いと判断した場合には、同時に警察や消防へ通報します。
他には、お客様からの問い合わせ対応や、各部署への電話の取り次ぎなども重要な仕事です。
新潟空港や柏崎刈羽原子力発電所、銀行、デパート、工場などに常駐し、施設を管理するのが仕事です。新潟空港ではハイジャック防止業務や、ビル全体の防災、防犯管理、利用されるお客様へのインフォメーション業務など多岐にわたっています。
また、商用ビル、ビッグスワン、美術館、銀行の本店、大学などにも常駐しています。最近では、病院の警備も増加し、夜間の緊急外来への対応やカルテ作成など特殊な任務にも従事しています。
金融機関の本店と支店間、支店と支店間の現金や重要証券を配送する業務、またスーパーや商店の売上金を回収して翌日銀行に入金、釣り銭を金庫に保管するなどの業務を担当します。
近年は、24時間稼動するATMの資金の運用と稼動の管理を行う、金融機関のアウトソーシングの分野で広がりを見せています。
年末年始の初詣やサッカーの試合、花火大会などのイベントでは、人の出入りが多いため、交通整理や来場者の誘導を行う「臨時警備」があります。普段以上に防犯対策が必要となるため、社員同士が連携して警備業務にあたり事故防止に努めます。
各種機械警備システムの企画提案、防犯防災機器販売などが営業の仕事です。新規開拓の飛び込み訪問はもちろん、店舗数を増やしている既存顧客への折衝をすることで各店舗の契約も獲得していきます。
近年は、個人住宅の防犯意識が高まっている上、高齢者のみまもりなどニーズ
が多様化しています。企業においては、社内の機密情報の漏えいに関心が高く、
顔(指紋)認証システムや入退室管理などが注目されています。
あらゆるお客様に寄り添い、不安や課題解決のお手伝いをします。
技術職は、その建物に対してどういった警備体制を組めばいいのかを営業職と一緒に考え、警備システムを設計してお客様に提案します。契約が結ばれると、図面に基づいて施工。警備開始へと準備を整えます。
センサーの種類は数限りなくあり、その中でどのセンサーがその建物に、より有効なのかを判断し、不完全な部分がないように設計していきます。より良いシステムをつくり上げるには、豊富な商品知識とともに発想も大事になります。警備が開始となった後も、定期的に確実に作動するかどうかを定期的に点検。また、新しいセンサーが開発されたときは、営業と一緒にお客様に提案します。